地域の皆様へ

事例41 財産関係の疑問点を解消し、調停離婚が成立したケース

ご相談者様の状況・ご相談内容

男性の離婚ケース

  • 相談者: Aさん(男性
  • 相手方: Bさん(妻)(女性

事案

AさんとBさんは平成28年に結婚し、子を一人もうけましたが、性格の不一致などが原因で夫婦関係が悪化し、別居することになり、離婚にむけて協議をすることとなりました。

Bさんには代理人弁護士がつき、家庭裁判所に離婚調停が申し立てられ、調停で離婚条件の協議が進められていましたが、財産に関するBさん側の主張に不審な点があったため、Aさんは納得できず、弊所へ相談にいらっしゃいました。

解決内容

Aさんは弊所にいらっしゃる前に、複数の法律事務所へ法律相談に行きましたが、親身になってアドバイスしてくれるところがなく、困った様子で相談にいらっしゃいました。

担当弁護士はAさんから調停の状況をきき、「本件は弁護士に依頼しても、経済的なメリットは少なく、弁護士費用で赤字になるかもしれない。しかし、納得いかない部分があるのであれば、納得できる形で離婚を進められるよう、全力でサポートします」とアドバイスを差し上げたところ、Aさんからご依頼を受け、調停の途中から対応することになりました。

調停では、Aさんが抱いていた疑問点を指摘し、相手方にきちんとした説明や資料開示を求め、協議を重ねました。

交渉の結果、Aさんの疑問点はある程度解消され、納得できる形で調停離婚を成立させることができました。

担当弁護士の所感

離婚交渉を弁護士に依頼する主なメリットは、「法律的に適正な財産的利益を実現すること」にあります。

一方、離婚の場面では、当事者間の感情的対立が激しく、当事者には大きな精神的・時間的負担が生じることがしばしばです。金銭面だけでなく、精神的・時間的負担に対するフォローがあることも、弁護士に離婚交渉を依頼する大きなメリットといえます。

また本件のように、相手方にプロの弁護士が代理人に就いている場合、こちらの主張が十分尊重されないまま、相手方のペースで交渉が進んでしまうことも多いかと思います。

離婚交渉でお悩みの方は、まずは弁護士にご相談ください。プロとして親身にアドバイスを行い、納得ができる形で離婚できるよう、全力でサポートさせていただきます。

   
↑ページトップへ