解決事例

事例43 交通事故の後遺障害等級申請をサポートし賠償金増額に成功したケース

ご相談者様の状況

女性

  • 被害者:Aさん(40代男性)
  • 相手方:Bさん 相手方保険会社C社

事案

Aさんは自家用車で高速道路を走行中、渋滞で停止したところ、後方からBさんの運転する車に猛スピードで追突されてしまい、複数台が絡む玉突き事故に遭ってしまいました。

幸い命に別状はありませんでしたが、自車は全損になってしまい、首や腰のむち打ち症のためリハビリに通わなければならなくなりました。

Aさんは後遺障害申請等、今後の対応のサポートを希望され、弊所へ相談にいらっしゃいました。

状況図

解決までの道のり

解決結果

後遺障害等級認定申請サポート→14級9号の認定

人身損害賠償165万円→295万円

車両損害賠償50万円→65万円

Aさんから依頼を受けた担当弁護士は、後遺障害等級認定申請に向けて、リハビリや後遺障害診断書作成に関するアドバイスを行い、またAさんの怪我の状況や日常生活への支障を説明する陳述書を作成しました。
弊所のサポートが功を奏し、Aさんには自賠責から後遺障害14級9号の認定がなされました。

後遺障害等級認定を踏まえ、担当弁護士はC社と賠償額の交渉を行ったところ、C社からは、Aさんから休業損害の申請がされていないこと等を理由に、後遺症逸失利益を否認するとの反論がなされ、協議が難航しましたが、最終的に当方の主張が認められ、人身損害の賠償額は、C社の当初提示額から130万円増額することができました。

また全損になった自車の車両損害賠償額についても、C社の提示した車両時価額の算定方法に問題があることを指摘し、当初提示額から15万円増額することができました。

担当弁護士の所感

自賠責の調査等を担う専門機関である「損害保険料率算出機構」が公表している統計資料によれば、交通事故による後遺障害等級認定申請の認定率は、5%以下と考えられており、認定には非常に高いハードルがあります。

残念ながら、「こうすれば確実に認定が下りる」という方法はないのですが、交通事故の被害者側事件を専門に扱っている弊所では、過去案件のノウハウを踏まえ、認定の可能性が少しでも上がるように依頼者の皆さまにアドバイスを行っています。

   
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