ご相談者様の状況
- 依頼者:Aさん
- 相手方:Bさん
事案
Aさんは右折待ちで停車していたところ、左折してきたBさんに衝突され、Aさんの車両に傷がつきました。
事故直後、Aさんは、Bさんから保険を使わないで損害を賠償すると言われ、連絡先を渡されました。その後、Aさんは自車を修理し、 その修理費用を請求するため、Bさんに連絡しましたが、Bさんは電話に出ませんでした。
Aさんは、今後の請求をどのようにしたらよいのか困り、弊所に相談にいらっしゃいました。
解決までの道のり
Aさんの車両には、ドライブレコーダーが搭載されており、事故当時の映像が記録されていました。また、Aさんは、事故時にBさんの連絡先だけでなく、 住所も聞いていたため、受任後すぐに弊所にて住民票、戸籍謄本を弁護士照会で取得しました。
事故当時の詳しい状況や、Bさんの正確な住所が判明したため、Bさんに対し、本件交通事故による損害を賠償してほしい旨の内容証明郵便を送付したところ、Bさんより弊所宛てにお電話がありました。
Aさんの車両が事故当時停車しており、本件交通事故について、Aさんには一切過失がないことを説明したところ、Bさんも事故の過失割合は争わず、 損害も全額弁済するとのことでしたので、Aさんの車両の修理費用全額を賠償するとの和解が成立しました。
担当弁護士の所感
Aさんの初期対応が功を奏したため、早期に相手方と交渉することができました。
また、ドライブレコーダーの事故当時の映像からAさんに過失がないことの立証が容易であったことも、本件の早期解決に繋がったと思います。
解決期間
2ヶ月