ご相談者様の状況
- 依頼者:Aさん
- 相手方:保険会社B社
事案
Aさんは、コンビニの駐車場内で自車を駐車する際、発車しようとした車に衝突されました。
B社からは過失割合が5:5である旨の提示がなされましたが、納得ができず、弊所へ相談に来られました。
解決までの流れ
解決までの道のり
幸い、ドライブレコーダーがあったため、詳細に検討したところ、Aさんが駐車する動作に入り、駐車直前に相手車両がカーブを描きながら発進していたため、Aさんの過失は相当程度低くなるのではないかと考えました。
交渉の結果
相手方保険会社にドライブレコーダーの映像を送付するとともに、事故状況を丁寧に説明したところ、過失割合は7:3(=相手方:Aさん)とすること、また、実質的な賠償としては、7:0にすることで和解が成立しました。
担当弁護士の所感
駐車場は、特殊な空間であり、過失割合の認定が非常に難しい類型に当たります。今回は、ドライブレコーダーの映像があったため、Aさんの主張を立証することができました。他方、今回はコンビニの駐車場であったため、コンビニの防犯カメラ映像の取得を試みましたが、そもそも駐車場の事故現場を映した防犯カメラがありませんでした。
交通事故では、ドライブレコーダーの映像は非常に重要な証拠となります。もし、交通事故に遭われた際に、お怪我等がない場合には、自車のドライブレコーダーの映像の保存をお願いいたします。交通事故でお困りの際には、お気軽に弊所までお問い合わせください。
解決までに要した時間
約4か月