解決事例

事例69 離婚調停で親権・養育費・財産分与等が包括的に解決された事例

ご相談者様の状況・ご相談内容

男性の離婚ケース

  • 依頼者:Aさん(50代男性
  • 婚姻期間:20年以上
  • 離婚の種類:調停離婚
  • 子ども:あり(成人済)

事案

相談内容

Aさんと妻は長年連れ添ってきたものの、夫婦間の会話はほとんどなく、関係が冷え切っている状態でした。数年前に一度離婚を申し出るも妻から拒否された経緯がありましたが、翌年再度の申出に対しては、妻から「条件次第で応じる」との反応がありました。

親権は妻が持つことに同意し、自宅についても妻の居住継続を認めつつ、ローン残債との差額分や婚姻中の貯蓄増加分の財産分与を希望。こうした交渉の中で、妻側に弁護士が就き、離婚調停を申し立てられました。

調停対応、財産分与、自宅やローンの扱いなどを適切に整理するため、当事務所にご相談いただきました。

解決内容

● 婚姻費用調停の成立

依頼者(夫)は、妻および長女・長男の生活費として、婚姻費用を支払うことで調停が成立しました。加えて習い事の費用についても資料提示の上、2分の1を支払うこと、さらに児童手当の支払いについても合意が成立しました。

● 離婚調停の経緯と成立

妻から申立てられた最初の離婚調停では、条件が折り合わず不成立に至りました。訴訟への移行を検討しましたが、Aさんが早期の離婚成立を強く希望したため、その後、数か月にわたり代理人を通じて交渉を継続しました。交渉が実を結び、合意が整ったことから、改めて離婚調停を申し立て、離婚が調停内にて成立しました。

● 離婚および財産関係の合意内容

  • 離婚の成立、子どもの親権は妻が取得
  • 養育費:月額の支払いに加え、進学時の費用も協議により対応
  • 財産分与:不動産について、妻が居住継続・所有権取得、火災・生命保険契約も妻が引継ぎ
  • 年金分割:0.5の割合で分割
  • その他:自動車等動産の処理、清算条項により今後の請求権を相互に放棄

弁護士の所感・補足

本件では、当初は妻から離婚調停が申し立てられたものの不成立となり、その後の粘り強い交渉を経て、依頼者から再度申し立てた調停により合意に至ったという経緯がありました。

特に、親権・養育費・財産分与・年金分割・不動産の扱いなど、離婚に伴う主要な争点について、協議と法的手続の双方を適切に活用して整理できた点は、依頼者にとって大きな成果であったといえます。

一度不調に終わった調停であっても、交渉により新たな着地点を模索し直すことは十分可能です。早期に専門家に相談することで、冷静かつ戦略的に対応することができます。

本件のポイント

  • 不成立に終わった離婚調停からの再調整と再申立てによる成立
  • 親権・養育費・財産分与・年金分割・不動産の処理を包括的に解決
  • 財産分与・養育費・塾代支払いなどの経済的整理が明確化

参考判例

なし

解決期間

2年半

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