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事例19 不倫相手に対し、慰謝料請求と関係解消を求めた事例

ご相談者様の状況・ご相談内容

女性の離婚ケース

  • 相談者:Aさん(女性・60代)
  • 相談者:Bさん(女性・40代)

1. 事案

Aさんの夫は、仕事の関係で出張する機会が多かったのですが、出張先で撮ったと思われる写真の中に、女性が映りこんでいるものがあり、不貞を疑うようになりました。
Aさんは夫を問いただしたところ、夫は不貞を認め、相手女性であるBさんが夫の勤務先の関係者であることも分かりました。

Aさんは夫と離婚するつもりはなく、これ以上夫婦関係を悪化させたくなかったので、Bさんについて夫から詳しく聞き出すことができずにいました。
一方、AさんはBさんにきちんと不貞行為の責任をとってもらい、これ以上夫に近づいてほしくないと考え、相談にいらっしゃいました。

2. 解決内容

Aさんから依頼を受けた担当弁護士は、早速、Bさんに対し内容証明郵便で警告文を送り、慰謝料請求を行うとともに、Aさん夫と関係を断つことを求めました。
ほどなく、Bさんにも弁護士が代理人として就任し、弁護士同士で、慰謝料やAさん夫との関係解消について交渉が開始しました。

こちらの請求に対し、Bさん側は、慰謝料の減額を求めるとともに、Aさん夫とは仕事の関係で今後も連絡を取り合う必要があると主張し、関係解消に難色を示しました。
担当弁護士は、Aさんと相談しつつ、Bさん側の主張に対して丁寧に反論を行い、BさんがAさん夫と今後もなるべく接触を持たないよう、粘り強く交渉を行いました。

最終的には、慰謝料について適正な相場の範囲で合意し、関係解消についても、BさんがAさん夫に対し、今後は直接連絡を取らないとの内容で合意することができました。

3. 担当弁護士の所感

依頼者が、不貞をした配偶者との離婚を望まず、夫婦関係の改善を希望する場合、不貞相手に対して慰謝料請求を行うだけでなく、配偶者との早期の関係解消を求めることになります。

もっとも不貞相手に法律上請求出来るのは、金銭(慰謝料)のみが原則であり、配偶者との関係解消を求めるには、不貞相手が任意で関係解消に応じ、和解の合意をしなければいけません。

そこで、裁判でなるべく高額の慰謝料を獲得するといった方針ではなく、相手方と丁寧に交渉を行い、関係解消の合意を引き出す必要があります。

相手方が関係解消に難色を示すケースでは、本人同士で交渉したとしても、双方が感情的になってしまい、和解の合意が困難な状況になってしまうことがあります。
今回は、交渉の初期段階から弁護士が担当することで、相手側と丁寧に交渉を進めることができ、最終的に依頼者の納得できる内容での合意を実現できました。

解決期間

6ヶ月

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