解決事例

事例17 和解書の作成のみご依頼いただき早期に解決した事例

ご相談者様の状況・ご相談内容

男性の離婚ケース

  • 相談者:Aさん:依頼者様

1. 事案

妻が不貞行為をしていたことが発覚したため、相手男性に対して慰謝料請求をしたい、ということでご来所されました。

2. 方針

状況をお聞きすると、妻は不貞をしていることは認めていたものの、妻の口頭上の自白のみであり客観的な証拠が不十分でした。
したがって、相手が不貞を否定した場合には紛争が長期化するリスクがありました。
Aさんは、早期解決のために相手男性と和解を進めたいが、紛争に発展するまで弁護士への依頼は消極的であったことから、まずは和解書を作成して、交渉自体はAさんご本人にやっていただくということで方針を立てました。
その上で、証拠が不十分な面があったことから、
 A案:Aさんご本人で証拠収集をしていただき、その上で合意書を締結する
 B案:証拠が不十分な面はあるが、すぐに合意書締結に向けて交渉を行う
という2案をご提案しました。

Aさんは、A案で進めるという意向でした。
そのため、相談の段階では、証拠収集の方法と、その後の流れ等について細かくご説明させていただきました。

3. 解決までの流れ

(1)証拠収集
まずは、Aさんに証拠収集をしていただきました。具体的には、妻と相手方から念書をもらうことです。Aさんは相手男性と直接会い、不貞行為を認めること、及び慰謝料を支払うことを内容とする念書を相手男性に書いてもらいました。

(2)和解書の作成
Aさんのご意向をもとに、慰謝料を支払うこと、連絡先を削除すること、今後面会を一切しないこと等を内容とする合意書を弁護士が作成しました。

(3)相手との交渉
弁護士の作成した和解書をもとに、Aさんは再度相手方と会い、和解書にサインをもらいました。
受任から和解書のサインの締結まで10日程度で終わりました。

4. 所感等

不貞慰謝料の請求の案件では、初めから弁護士が交渉代理から入るケースや、和解書のみ弁護士が作成して交渉自体はご本人でやられるというケースもあり様々です。
本件では、相手方が不貞を認める可能性が高かったことから、まずは弁護士が和解書を作成することのみで対応いたしました。
最終的には、こちらの希望通りの和解書の内容でサインができたため、最初のご相談から和解書の締結まで10日程度で解決できました。
事案によって交渉の難易度は様々ですが、比較的スムーズに交渉が進みそうな場合には、和解書の作成のみ弁護士等の専門家に依頼するということでもよいと思います。
今回は、相手男性が大きく争わなかったため和解書作成のみで比較的早期に解決できましたが、事案によっては和解書でご依頼を受けた後、交渉が難航して途中から交渉代理に移行する場合もあります。

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