ご相談者様の状況・ご相談内容
- Jさん 40代前半
Jさんは転勤をきっかけに一人暮らしを開始しました。一人暮らしを始めるにあたっての出費を補填するため、カードを利用しました。
その後マンションと車を購入したのですが、勤務先の経営が苦しくなってしまい、収入が減るという状況に立たされてしまいました。
最初は当事務所とは別の司法書士に相談し、任意整理をしたのですが、無理な任意整理をしてしまいました。
自宅は任意売却されましたがローンは残り、任意整理もできなくなってしまい、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
借金および財産の状況
借金 | 財産 | |||
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銀行 | 1社 | 2300万円 | 預貯金 | 15万円 |
信販系金融 | 2社 | 70万円 | 自動車 | 20万円 |
消費者金融 | 2社 | 100万円 | 予定退職金(1/8の金額) | 4万円 |
合計 | 2470万円 | 合計 | 39万円 |
月々の家計の状況
収入 | 支出 | ||
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本人の収入 | 24万円 | 生活費 | 19万円 |
奥様の収入 | 1万円 | 家賃 | 6万円 |
合計 | 25万 | 合計 | 25万円 |
解決のご提案
Jさんは建築関係のお仕事であったため、自己破産をすると資格制限を受けるかどうか、まずは確認をしました。
また、住所変更が多く、通帳記入がされていなかったため、Jさんに預金取引明細書を取り寄せしていただきました。
さらにJさんの車は平成22年製人気車種だったため、査定を行いました。
手続きの結果と費用
返済が厳しくなってからかなり時間が経ってからのご相談でしたので、しっかりと状況の聞き取りを行いました。
その結果、資産総額が40万円以下であり、個別項目30万円以下の資産しか持っていないということが判明したため、同時廃止の申立を行いました。
手続きの費用については、Jさんの家族のご協力で確実に積立を行い、毎月、当事務所へ「家計の状況」と費用を持ってきていただきました。
手続きの費用
費用 | 支払方法 | |
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着手金 | 20万円 | 分割払い |
破産申立実費 | 2万円 | 一括払い |
弁護士報酬 | 10万円 | 分割払い |