こんにちは。
名古屋総合法律事務所 岡崎事務所の事務員が担当致します。
新型コロナウイルス感染症の流行により、いつもとは違う年末が近付いている雰囲気がありますね。
実りの季節「秋」を迎えて、例年通りとまではいかなくとも、ぶどうやみかんなどの果物狩りに出かけたり、過ごしやすい気候の今だからこそ、スポーツ・レジャーを楽しんだりと外出の機会も増える時期なのではと思います。
Gotoキャンペーンなどを利用して、1泊以上の旅行をする方も増えているのでしょうか。
外出の機会が増えると自ずと発生件数や遭遇機会が増えるのが、交通事故です。
愛知県の交通事故発生件数
愛知県の交通事故発生件数が全国ワーストを記録することは珍しくなく、「交通事故の多い県」という認識をお持ちの方も多いと思います。 愛知県は、平成30年3月末時点で自家用乗用車台数も4,064,359台(世帯あたり1.248台)と全国トップというデータもあり、車両の多さも交通事故件数に関係していると言えるでしょう。
愛知県警察本部交通部より出されている月別推移では、新型コロナウイルスの流行した今年は、緊急事態宣言以降の4月・5月の人身事故発生件数が大幅に減少しています。 外出自粛により、車両での移動の機会が減ったことが人身事故発生件数減少の大きな要因となったのでしょう。
平成25年以降、愛知県内の交通人身事故発生件数は、減少傾向にあり、令和元年は平成25年より約3割減の22,820件となっていますが、まだまだ、全国的に見て、愛知県内での交通事故発生件数が多いことは変わりありません。 一日に60件以上の人身事故が愛知県内で発生しているということであり、誰の身にも起こりうるという事の感じられる数字だと思います。
先日、トヨタ自動車の9月の世界自動車生産台数と販売台数が前年実績を上回り、9月としては過去最高となったことがニュースになっていました。
感染症対策としての外出自粛の制限は緩和されましたが、公共交通機関を利用するより感染リスクが低いと考え、自家用車での移動を選択する方が増え、自動車を購入する人が増えているということかもしれません。
車を運転する私たち、それぞれが、時間と心に余裕を持って行動し、1日1件でも事故の発生件数が減ればいいなと思います。
また、もし、今交通事故被害に遭い、困っている方がいましたら、名古屋総合法律事務所にご相談ください
交通事故に強い弁護士が誠心誠意対応させていただきます。