岡崎事務所ブログ

中学生の職場体験学習を担当しました|法廷見学や裁判傍聴を通じて学ぶ「司法の現場」

1.はじめに

先日、弁護士会からの依頼で、中学生の職場体験学習を担当させていただきました。2日間という短い期間ではありますが、将来を担う中学生の皆さんに、「法律」や「裁判」、「弁護士の仕事」に少しでも興味を持ってもらえたらという思いで臨みました。
今回は、その体験学習の様子やプログラムの内容をご紹介します。

2.法廷見学や裁判傍聴ができる貴重な機会

職場体験では、実際の裁判所に足を運び、刑事事件・民事事件の裁判傍聴などを行いました。本物の事件を傍聴することで、裁判がどのように進行し、裁判官や検察官、弁護士がそれぞれどのような役割を担っているかを肌で感じることができると思います。

また、日程が合えば、裁判所の協力を得て、法廷内の見学をすることもできます。普段は入ることができない場所を見学することで、司法の現場がぐっと身近に感じられたという声もありました。裁判の傍聴後には、運が良ければ裁判官・検察官・弁護士と直接話をする機会もあります。実際に活躍する法曹の方々の話を聞くことで、進路について深く考えるきっかけになるかもしれません。

3.私自身も、かつては体験学習の「参加者」でした

実は、私自身も中学生の頃、職場体験学習に参加したことがあります。当時は、「大人になったら経験しないであろう所に行ってみたい」という気持ちで参加しましたが、現在は、西三河地域で弁護士となった第一号として、同じ地域の中学生たちに体験を提供する側になっており、とても感慨深い限りです。

4.体験を通じて、自分の「将来」を考える時間に

職場体験学習は、進路を考える上で大切な「きっかけ」となる時間です。裁判を傍聴したり、実務に触れたりすることで、ニュースで見るだけでは分からない「法律の現場」が見えてきます。

この体験を通して、一人でも多くの生徒さんが「法」に関心を持ち、将来の進路に活かしてくれることを願っています。

5.体験学習の参加方法について

職場体験学習への申込は、各中学校を通じて弁護士会に行う形になります。ご興味のある方は、ぜひ学校の先生に相談してみてください。

法廷の中でしか得られない「リアルな学び」が、きっと皆さんの心に残るはずです。皆さんの参加を心よりお待ちしております。

ポータルサイト 士業紹介 秋吉一秀

   
↑ページトップへ
PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com