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事例64 電話番号と名前しかわからない妻の不倫相手の居住地を特定し、受任から7か月で和解に至った事例

ご相談者様の状況・ご相談内容

男性の離婚ケース

  • 依頼者:Aさん(40代男性、会社員
  • 婚姻期間:約20年
  • 別居期間:なし
  • 子ども:あり

解決内容

不貞相手から慰謝料の支払いを受ける内容で和解が成立

事案

相談内容

Aさんは、妻の自白をきっかけに不貞行為を知ることとなりました。Aさんとしては、妻の不貞相手に慰謝料請求をしたいと考えましたが、Lineは削除されており、通話履歴に残っていた電話番号と名前しかわからない状況でした。相手方の情報が限られているなかで、慰謝料請求ができるのか不安に思い、弊所へご相談にいらっしゃいました。

弁護士の対応

妻の自白のほか、不貞の証拠は複数あったため、主たる問題は、不貞相手の居住地の特定でした。Aさんから教えてもらった不貞相手の電話番号を頼りに弁護士会照会(23条照会)を複数行った結果、不貞相手の居住地を特定することが出来ました。

その後、不貞相手へ連絡を取った結果、不貞の事実を認めたため、最終的にはAさんの希望する金額にて和解が成立しました。

弁護士の所感・補足

電話番号と名前という情報があれば、弁護士による調査で相手方の居住地を特定できる可能性があります。本件では、携帯電話の契約者名義を調査し、そこから弁護士会照会を複数回行い、最終的に契約者の住所地までたどり着くことができました。

しかし、携帯電話の契約者名義が別人であった場合には、今回のように特定することはできませんでした。また、仮に不貞の証拠がない場合には、弁護士会照会ができない可能性もあったため、Aさんの事前の証拠収集が功を奏した形となりました。

    本件のポイント
  • 証拠(動画)が決め手となり、交渉がスムーズに進んだ。
  • 弁護士会照会の活用によって、相手方の居住地を特定できた。

慰謝料請求でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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