岡崎事務所ブログ

岡崎市は「車社会」でした。

弁護士 大野貴央  

事故のイラスト

はじめに

皆様はじめまして。弁護士法人名古屋総合法律事務所岡崎事務所の大野貴央と申します。

私は2018年12月に愛知県弁護士会へ新規登録し、弁護士としてのスタートを切りました。

まだまだ不慣れも多いのですが、先輩弁護士の方々の助けを借りつつ、日々全力で皆様のサポートに取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

岡崎市の交通について

さて、私は弊所岡崎事務所への赴任に伴い、地元関西から岡崎市に転居してまいりました。

私が岡崎市での新生活で感じたこととして、まず挙げられるのは、岡崎市は車の利用が非常にさかんな「車社会」であるということです。

また、市内を散策していた際、それなりの通行量のある交差点においても信号機が設置されていない場所が見受けられました。そのような交差点を徒歩で横断した際は、結構なスピードを出して車が接近してくることがあり、身の危険を感じることもございました。

車は人々の暮らしにとって大変便利なものですが、いくら自分が気を付けていたとしても、交通事故に巻き込まれるリスクを完全に避けることはできません。

そこで今回は、弊所も取り扱う交通事故分野について、岡崎市の現状を踏まえつつ、お話したいと思います。

(愛知県警HP交通統計より、平成30年の県内交通事故発生状況)
https://www.pref.aichi.jp/police/koutsu/jiko/koutsu-s/documents/aithikennokoutuujikohasseijyoukyou12mathu.pdf

岡崎市での交通事故について

ご承知のかたもいらっしゃるかもしれませんが、愛知県は都道府県別の交通事故発生ランキングにおいて、死者数、人身事故件数ともに16年連続全国ワーストとなっています。(2018年は、死者数が68年振りに200人を切ったという良い話題?もあったようですが)

平成30年の愛知県内・市区町村別データで岡崎市に着目しますと、岡崎市で発生が確認された人身事故件数は年間1696件で、名古屋市を除く県内の市町村では3番目の多さです。なお、岡崎市より多いのは一宮市、豊橋市であり、いずれも年間2000件を超えています。(岡崎を含めたこれら三都市が、いずれも人口38万人前後であるのは興味深いところです。)

最後に

以上の通り、岡崎市は突出しているとはいえないものの、県内では比較的多くの件数の交通事故が発生しているといえます。

先ほども述べたように、交通事故の恐ろしいところは、自分が十分気をつけていても、他人の不注意等によって否応なしに巻き込まれてしまう可能性がある点です。

そして、不運にも交通事故に遭い怪我を負ってしまった場合、治療は勿論のこと、警察への届出や勤務先への対応などに追われることとなります。

なにより、相手方(保険会社)との交渉は、交通事故被害者にとって大変な負担となります。

交通事故事件は、被害者が初期の対応を誤ると、適切な補償・賠償が受けられなくなるリスクがあります。

大切なのは、自分は交通事故とは無関係だと考えることではなく、いつ事故に巻き込まれてもおかしくないのだという意識を心の片隅にとどめ、少しでも冷静な対応ができるよう準備しておくことです。

弊所は交通事故被害者専門のチームを設置し、被害者に対する適正な補償を実現するため数多くのノウハウを蓄積してまいりました。

弊所交通事故サイトはこちら

交通事故の被害でお困りの際は、是非弊所までご相談ください。

   
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