ご相談者様の状況
- 相談者:Aさん(被害者・運転者)
- 相手方:Bさん(被害者)
- 相手方:Cさん(加害者)
- 相手方加入任意保険:D社
事案
AさんはBさんを助手席に乗せ、交差点の信号待ちで停車していました。
Cさんの運転する車がAさんの車両に追突し、その衝撃でAさんは前方に停車していた車両に追突してしまい、3台が絡む玉突き事故となりました。
AさんとBさんは首や肩に痛みを伴うむち打ち症状があり、車も屋根まで被害が及んでいました。
AさんがCさん加入の任意保険会社D社の担当者と交渉をしていましたが、車両損害額の提示の低さや、代車費用の打ち切り等を打診され、仕事の合間での対応では、納得のいく損害額になりそうにないと考えられ、弊所にご相談に来られました。
解決結果
- 物損 180万円(車両時価額、買替諸費用、レッカー代、代車代)
- 人損 Aさん:100万円 Bさん:20万円
所感
本件は、修理費用が車両時価額を上回っており、経済的全損でした。経済的全損の場合、車両時価額に加えて買替諸費用を請求することが多いです。物損は、買替諸費用も含めて妥当な金額の賠償が認められました。
また、人損については、Bさんは通院期間が短かったですが、Aさんは半年程通院されたため、その分Aさんは賠償額が多くなりました。どちらも裁判基準に近い金額で解決に至りました。
解決期間
11ヶ月