ご相談者様の状況・ご相談内容
- 相談者:Aさん
- 相手方:Aさんの子(C)
AさんにはBとCという子がいました。BはAさんの近くに住んでいましたが、Cは遠方に住んでいました。ある時、Cが帰ってきて、いきなり「Aさんの通帳の管理をする」と言ってきました。
しばらくしてAさんが自分の通帳を確認したところ、見に覚えのない多額の現金が引き出されていたため、Aさんは当事務所に相談にいらっしゃいました。
解決までの道のり
お話を伺ったところ、
- 親族間で話をしたが、埒があかない
- Aさんがあまり大事にはしたくないという希望を持っている
ということが分かりましたので、折衷案として親族間の紛争を調整するための、 調停を申し立てました。
調停を申し立てたところ、Cは引き出しを認めたものの、いろいろな反論をしてきました。 しかし、最終的には引き出したお金の内、ある程度は返還するということで決着がつきました。