ご家族のことで「少し心配」と思ったときに知っておきたい成年後見制度

ご家族のことで「少し心配」と思ったときに知っておきたい成年後見制度

こんにちは。名古屋総合法律事務所 岡崎事務所の事務スタッフです。
いつも当事務所のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

日々の生活の中で、ご家族のことをふと心配に思うことはありませんか。
「以前より物忘れが増えた気がする」
「お金の管理は大丈夫だろうか」
そのように感じる場面は、どのご家庭にも少なからずあるのではないかと思います。

今回は、そのようなときに知っておきたい制度の一つとして、成年後見制度についてご紹介いたします。

こんなときに考えられる制度です

  • 通帳や現金の管理が難しくなってきた
  • 契約内容を理解するのが難しい様子がある

こうした変化は、ある日突然というよりも、少しずつ感じられることが多いものです。
「まだ大丈夫かもしれない」と思う一方で、「このままでいいのかな」と感じる方もいらっしゃいます。
そのようなときの選択肢の一つとして、成年後見制度があります。

成年後見制度とは

成年後見制度とは、認知症や知的障がい、精神障がいなどにより、物事を判断する力(事理を弁識する能力)が十分でない方を支えるための制度です。
家庭裁判所に申立てを行い、選ばれた後見人が、財産の管理や契約の手続きなどをサポートします。
たとえば、預貯金の管理、介護サービスの契約、施設入所の手続きなど、日常生活に関わる重要な場面で支援を受けることができます。

手続きの流れについて

成年後見制度を利用するには、家庭裁判所への申立てが必要となります。
一般的には、申立書類の作成、必要書類の収集(戸籍や診断書など)、家庭裁判所での審理といった流れで進みます。
手続きには一定の準備や時間が必要となるため、あらかじめ制度の概要を知っておくことで安心につながる場合もあります。
※実際の手続きについては、当事務所の解決事例でもご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。

事例27 成年後見申立を行い、適切な後見人選任により財産管理体制を整えた事例 >

知っておくと安心です

成年後見制度は、必ずしもすぐに利用しなければならないものではありません。
ご家庭によって状況はさまざまであり、「まだ必要ない」と感じられるケースも多くあります。ただ、制度を知っておくだけでも、いざというときに落ち着いて選択肢を考えることができます。また、ご家族で話し合うきっかけとしても意味があるかもしれません。

おわりに

今回は、成年後見制度についてご紹介いたしました。
普段の生活の中ではあまり意識することのない制度かもしれませんが、ご家族の将来を考えるうえで知っておいて損はない制度の一つです。
何かの機会に、「そういえばこんな制度があったな」と思い出していただければ幸いです。

   
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