解決事例

事例52 相手が離婚後の住居や引っ越し費用等に不安を感じていたケース

ご相談者様の状況

女性

  • 依頼者:Aさん(夫)
  • 関係者:Bさん(妻)

事案

Aさんは、Bさんと離婚することを決意し、離婚条件をBさんに提示しました。しかし、Bさんから返事がなく、思うように離婚協議が進んでいませんでした。
そこで、早期に離婚を成立させたいという希望から、弊所へご来所されました。

解決までの道のり

1.早期の離婚成立に向けて

受任後すぐに、Bさんに対し、詳細な離婚条件を作成の上、送付しました。
Bさんの意向を確認したところ、Bさんは、離婚自体には争いがないものの、離婚後の住居や引っ越し費用等に不安を感じているため、すぐには離婚に応じられないとのことでした。

2.引っ越し費用等を考慮した離婚条件の再提示

Aさんと協議を重ねた結果、早期の離婚実現のためであれば、Bさんの引っ越し費用をAさんが負担しても良いこと、Bさんの新しい住居の賃料を半年分負担することを離婚条件に追加することとなりました。
Bさんに再度離婚条件を提示したところ、Bさんから理解を得られたため、早期の離婚が実現できました。

担当弁護士の所感

離婚事件は、婚姻から離婚に至るまでの財産をどのように分与するのかだけでなく、離婚後の生活も考慮して交渉することが早期解決の糸口になることがあります。離婚協議でお悩みの際は、一度専門家へご相談されることをおすすめします。

解決期間

受任から約3か月

   
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